イベント情報 [ Event ]

2006年8月27日 耐震診断の説明会(相談会)を開催します。



住宅の設計にお金を払うのは、もったいない。

工務店や、ハウスメーカーは、設計代はサービスで、申請手数料の30万円程度しかとらないのに。。。

などと思っている人が多いと思います。でも実際はそうではありません。工務店やハウスメーカーは、設計は誰がするのでしょうか。設計担当の社員や、下請けの設計事務所が設計しているのです。当然費用もかかりますが、それは、工事費の明細書には、経費という形で書かれていますので、設計費がサービスに見えるだけです。

もっと怖いのは、工務店や、ハウスメーカーが設計監理をすることです。

設計監理とは、工事が設計図や仕様書の通りにきちんと作業されているかをきちんと検査し、指導してゆく仕事のことです。

作っている側で、検査したり、指導するとしたら、もし不正があったとき、誰が発見できるのでしょうか。
又、工事写真などは、いくらでも、改ざんできる時代です。

工事監理は、請負者と利害関係の無い設計事務所だけが唯一出来る業務なのです。(下請けの設計事務所は、元請の工務店、ハウスメーカーに強く言うことは出来ません。)

設計者が監理すれば、もっとも設計に反映したい部分も見逃さず、きちんと監理できます。

当事務所では、設計監理業務の報告を、毎週直接行います。
設計監理報告書を作成してお渡しいたします。
工事費明細内訳書、工事代金支払明細書をお渡しします。
工事経過写真集、工事完成写真をお渡しします。

これらの書類により、工事の全貌が記録される事になります。

●分離発注工事について

環建築事務所はOpen System (http://www.open-net.jp/)に参加しています。

分離発注 とは何の事でしょうか。
通常、家を作る時は、工務店や、ハウスメーカーと請負契約書を交わして、工事します。この工事形態を一括請負工事といいます。これに対し、専門分野ごとに、区切って工事請負契約をして、家を建てることを、分離発注による工事といいます。一括請負した工務店や、ハウスメーカーは、専門分野ごとに下請け工事に出します。総合的に管理をしますが、元請会社は、殆ど工事そのものは自らしないのが普通です。建設会社が工事をしないで、専門分野ごとの下請け工事会社が、実際の工事をするのでしょうか。工事の段取りと管理をするだけのほうが、利益が上がり、たくさんの工事を同時に進行できるからです。工事の段取りや、工事管理は建設会社しか出来ないのでしょうか。あるいは、工事管理をしないと工事が出来ないのでしょうか。工事の発注や、支払いは、本社の業務で、現場では、工事の管理をするだけです。設計事務所の監理でもできます。現場監督がいなくとも問題ありません。工事Aと工事Bの狭間に取り残し工事が存在したり、工事Aがよくないから、工事Bもよく出来ない等の工事業者同士のトラブルが発生しないかとの質問がよくありますが、今まで、下請けで、甘んじていた、工事会社が、元請になりますので、工事の責任感は、より以上に増して、工事も丁寧に、次の職人さんのことを、考慮した仕事をしてくれるようになります。

何よりも、多くの実績が安心を証明してくれます。

●分離発注について
設計図面を渡し各専門工事会社に見積もりしてもらいます。
見積もりを集めて、適性な工事会社を選定し、施主に推薦します。
同時に全体の工事費を集計して、決定した工事代金を提示します。
施主と、工事会社で、契約会を開催して契約と顔合わせ会をします。
専門工事会社は、設計事務所の指示に従い、工事を開始します。
工事現場は、設計事務所の工事監理によって運営されます。
設計事務所は、随時工事監理の報告をします。
随時、施主による現場確認をおこないます。



各専門工事会社は、設計事務所の指示に従い適時に工事を開始します。
工事完了は、検査にて確認します。
毎月、現場の出来高を査定して、支払い金額を決定して提示します。
出来高金額を施主から工事会社に送金します。
全て、出来たものにしか、お金の支払いはしません。(完全後払い)
全ての工事が完了すれば、完成です。
各工事会社は、工事範囲部分の瑕疵担保責任を負います。
窓口は、設計事務所です。



●分離発注工事のメリット
分離発注工事の最大のメリットは、原価で、工事が出来ることです。
通常の一括請負工事より15〜25%のコストダウンが可能です。
利害関係の無い設計事務所が検査しますので、安心です。
工事内容をきちんと理解しているので、性能がきちんと出せます。
材料も現場搬入時に検査しますので、品質、数量がきちんと把握されます。
工事にかかる費用が明確に把握できます。
工事内容が全て、明確に把握できます。
セルフビルドも自由に出来ます。材料の支給も自由です。
工事者が全て、元請ですので、現場で、何でも話ができます。
隠し事がないので、現場が明るく、気持ちよく仕事がしあがります。
追加工事、変更工事も原価で、すばやく対応できます。
コストダウンした分は、全て、施主の利益になります。
工事代金の前払いは、一切ありません。
 
設計事務所に設計費用と監理費が(10〜15%程度)必要ですが、これは、実際にかかる人件費が殆どです。施主の代わりに、きちんと、全てについて、チェックし、指導すれば、どうしても時間がかかります。毎日のように現場に通うことも度々です。これだけの手間暇掛けて、設計や監理をするからこそ、安心の
住まいが実現できるのです。
大手や、工務店の場合、設計者が現場に来ることはありません。
施主が現場に行っても、職人さんから工事の話は聞けません。 追加工事や、変更工事は、嫌がられ、現場がストップすることもあります。現場監督も1週間に一度程度しか来ません。工事内容は、職人自ら撮影した写真を元に検査されます。施主に見せたく無いものは、破棄されます。現場の施工のし易さが優先され、割引率の良い材料や、設備機器が優先して採用されます。コストダウンした分は全て、工務店等元請業者の利益になります。


分離発注工事は、メリットがたくさんあるのにあまり、普及していないのは、何故でしょうか。

それは、設計事務所でないと出来ないからです。工事会社と利害関係がある場合は、公正な監理が難しくなります。たくさんの工事をすることが出来ません。仕事が増えれば、時間も短くなり、十分な監理が出来なくなります。


 ⇒ 環建築事務所の家の作り方